ぴあは7日、横浜市西区のみなとみらい(MM)21地区で、大型コンサートアリーナ「(仮称)MMアリーナ計画」の建設工事に着手した。アリーナは延べ約2万平方メートルの規模で、着席時には約1万人の観客を収容する。設計・監理は佐藤工業・とお設計JV、施工は佐藤工業が担当。20年3月末の竣工、開業を目指す。
同日行われた起工式では、佐藤工業建築事業本部の西尾典浩意匠設計部長と、とお設計の村口玄所長が鎌、ぴあの村上元春取締役が鍬、佐藤工業の川端一知執行役員東京支店長が鋤をそれぞれ入れ、工事の安全を祈願した。
佐藤工業の川端支店長は「立地、アクセスも良く、注目度の高いプロジェクト。施工期間中は安全第一に、品質が高く使い勝手の良い建物を工期内に完成させるよう全社一丸となって取り組む」と決意を述べた。
建設地は横浜市西区みなとみらい3の2の1ほかの38街区。敷地面積は1万2000平方メートル、建築面積は9807平方メートル。建物はRC・S造地下1階地上4階建て延べ2万1793平方メートルの規模。縦長の箱形構造によりアーティストと観客の一体感を重視した造りになるという。音楽コンサートなどのイベントを行うアリーナのほか、飲食店などが入る。民間単独で1万人規模のアリーナ建設と運営を行うのは国内初で、初期投資は約100億円。
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