2017年12月22日金曜日

【移動休憩室で女性活躍後押し】中日本ハイウェイ・エンジ、女性技術者向け多機能車両実用化

 中日本ハイウェイ・エンジニアリングは、現場で活躍する女性のために、トイレやパウダースペースを備えた多機能車両「サクラ」を開発した。今後、グループ会社や他の高速道路会社などへ普及を図っていきたいとしている。

 ホンダのワンボックス車「ステップワゴン」を改造した。トイレは自動ラップ式。水を使わずに衛生的な状態を維持できるよう特殊な防臭フィルムを用いた。また、着替えや身だしなみを整えるためのパウダールームは、床を1段低くした車両最後部に配置、大型の鏡を備えた。運転席の後ろは休憩スペースになっている。車両代は約500万円。

 同社によると、数回試験的に使用した結果、現場の声は上々だという。今後、車両台数を増やし「女性技術者のための動く休憩室」として普及促進を図る考えだ。

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