首都圏居住のモニターを対象に、ウェブアンケート形式で調査を実施。首都圏総合ランキング1位には「吉祥寺」が選ばれ、2004年に調査を開始してから14回連続で首位を守っている。
吉祥寺に続く2位は「横浜」、3位には「恵比寿」が選ばれた。トップ10のうち昨年に比べて大きくランクアップした「池袋」は昨年の10位から4位に、「二子玉川」は17位から7位に上昇した。
トップ10以外で大幅にランクアップしたのは「赤羽」で、昨年19位から11位に上昇した。このほかランクアップした街の傾向を見ると、複数路線が利用可能なことや都心直通、快速急行停車駅、始発駅などの「交通アクセス」や、再開発の進行や商業施設の開業など「街(駅)の変化」が高く評価されている。
上昇した理由について回答者からは「都心に出やすい」「駅前で何でもそろう」「開発が進んで新しい街になっている」という声が上がった。加えて、最近は「都心に近い割に物価が安い」といった声も聞かれ、「生活のしやすさ(コストバランスの良さ)」が街選びの要素として重要性が増しているという。
都県別ランキングを見ると、東京23区は「恵比寿」(昨年2位)、東京市部は「吉祥寺」(1位)、神奈川は「横浜」(2位)、埼玉は「浦和」(2位)、千葉は「津田沼」(1位)が、それぞれ1位に選ばれた。
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