ヒューリックとカトープレジャーグループ(KPG)が山梨県富士河口湖町に建設していたスモールラグジュアリーリゾート(高級旅館)「ふふ河口湖」が完成し、25日にオープンセレモニーが開かれた。
式典にはヒューリックの西浦三郎代表取締役会長と高橋則孝常務執行役員、KPGの加藤友康代表取締役兼最高経営責任者(CEO)、来賓の渡辺喜久男町長らが出席しオープンを祝った。10月1日に開業する。
オープンにあたり西浦会長は「ヒューリックはオフィスを中心にビルを所有してきたが、現在では商業、健康、高齢化、観光にも力を入れている。カトープレジャーグループとともに日本で一番いい旅館としてふふシリーズを開発してきた。富士山、河口湖の素晴らしい景色が見えるふふ河口湖に何度も足を運んでもらいたい」とあいさつ。加藤CEOは「構想から10年でふふ河口湖がオープンできた。竹中工務店には建設でお世話になった。地域と共存共栄してこそリゾートの役割を果たすことができる。皆さまと共に発展していきたい」と述べた。
ふふ河口湖の建設地は河口水口2211の1。建物はメイン棟S造2階建て、宿泊棟RC造4階建てで、総延べ4669平方メートルの規模。竹中工務店の設計・施工で17年4月に着工した。客室数は32室。
ふふシリーズは現在、箱根1施設、熱海2施設が営業している。河口湖に続いて19年に熱海ふふ新棟がオープンする予定。20年に日光、京都、奈良の3カ所、21年には強羅で新施設を開業する計画だ。
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