「娘の夢は建築士です。現場でいきいきと働く女性の皆さんの姿に、将来の自分を重ね合わせることができたのかなと思うと、このような機会は本当にありがたく思います。お忙しい中、準備や当日のご対応に感謝致します」▼日本建設業連合会(日建連)が行った「けんせつ小町活躍現場見学会」に参加した保護者から、お礼のメッセージが届いたそうだ。今夏で4年目。女子小中学生と保護者を対象に全国17カ所の現場で開いた。台風などで中止になった現場が2カ所あったものの、どこも盛況だったと聞く▼けんせつ小町の愛称で呼んでいる女性職員が準備や対応に励んだ。手作りのイラスト入りスケジュール表を配布したり、工事内容の説明係を所長が買って出たりと楽しんでもらえる工夫を凝らした▼見学会は「夢を持って働ける職場だと子供たちに感じてもらう」(新井英雄日建連けんせつ小町委員長)のが狙いの一つ。現場の熱意と善意は子供たちだけでなく、保護者にも届いたであろう▼日建連の広報誌『ACe建設業界』の10月号には、子供たちが描いた絵日記が掲載される。思い出のお披露目を楽しみに待ちたい。
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