2018年9月28日金曜日

【長野県軽井沢町で初弾開業へ】星野リゾート、若者向け宿泊施設で新ブランド

 星野リゾートは、若者向け宿泊施設の新ブランド「BEB(ベブ)」を創設し、来年2月、長野県軽井沢町に初弾の「BEB軽井沢」を開業する。

 宿泊者が自由に過ごせる共用スペースを設けるなど、若者が気軽に滞在できる空間・サービスの提供をコンセプトに掲げる。星野佳路代表は「日本の観光産業の発展にとってインバウンド(訪日外国人旅行者)だけでなく、国内の若い世代の需要を落とさないことが重要だ」と話している。

 星野リゾートの本拠地・軽井沢エリアでの新施設整備は14年ぶり。同社グループの敷地内で新ブランドホテルを試行的に整備・運営する。

 BEB軽井沢(客室数73室)は、自由で気ままな滞在スタイルとして、気の合う仲間の家のように過ごせる「ルーズ」なホテルを提唱。ウッドデッキをラウンジが取り囲む共用スペース「TAMARIBA」では、飲食や趣味などで滞在者が自由に利用できる。35歳以下の特別料金プランを用意するなど、若い世代が旅を気軽に楽しむ環境づくりに力を入れる。

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