中部地方整備局新丸山ダム工事事務所は8月30日、第40回全日本中学水の作文コンクールで厚生労働大臣賞を受賞した愛知県扶桑町立扶桑中学校1年の真野聡真さんを招き職場体験を実施した。
一日事務所長として事務処理や工事現場視察、巡視船によるダム湖周辺調査などを体験してもらった。
野々村武文所長から委嘱状が手渡され、一日事務所長のたすきを掛けた真野さんは、昨年4月に着工し掘削工事が進む転流工や新管理所の現場を見学。トンネルを掘削する機械やドローン(小型無人機)の操作などを見学したほか、巡視船に乗船しダム湖周辺に問題がないか調査した。
真野さんは「上流側から眺める丸山ダムはとても格好良く感動した。ドローンなど最新の技術で工事が早く進み、たくさんの工夫で工事が行われていると実感した」と感想を述べた。
水の作文コンクールは、8月1日の「水の日」と同1~7日の「水の週間」の行事の一環として、中学生を対象に水に対する関心を高め理解を深めてもらうことを目的に実施している。一日事務所長体験は、作文コンクールの最優秀賞と優秀賞の受賞者のうち希望者を対象に、ダムなどが治水・利水に果たす役割、水の大切さを理解してもらうために行っている。
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