2018年9月11日火曜日

【整備・運営の課題を抽出】富山県、多目的アリーナ整備で基礎調査実施

富山県は、「全天候型体育文化施設等整備・運営に係る基礎調査業務」を委託するための公募型プロポーザル手続きを開始した。提案書を25日まで受け付ける。書類審査を行い、10月にも契約候補者を選定する。

 参加できるのは、提案内容を確実に遂行でき、随時、県庁で打ち合わせが可能な体制を整えている者。

 県は、人が集うエリア周辺に全天候型のアリーナを整備する構想を進めている。ただ、県民や関係者からは、少子高齢化が進展する中で新たな大規模施設整備に難色を示す意見や、運営面に課題があるとの意見も出ている。このため整備や運営の課題について検討することにした。

 同業務では、施設整備の必要性、新たな大規模スポーツ大会やコンサートの開催・誘致の可能性、他県の整備状況、想定される施設の仕様・立地条件・概算費用・運営シミュレーションを行う。履行期限は19年3月29日だが、同1月開催予定の「健康・スポーツ環境充実検討会」で結果を報告する。

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