2018年9月12日水曜日

【提携紙ピックアップ】建設経済新聞(韓国)/国内1・2位が公共受注ゼロ

国内1・2位の建設企業、サムスン物産と現代建設が今年の公共分野でたった1件の工事も受注できずにいる。8月29日時点で8カ月間公共工事受注がゼロの両社関係者は、「苦しくて死にそうだ」と吐露する。

 現代建設は、自他共に認める公共市場の強者。しかし、現代自動車グループに吸収された後、かつてのような攻撃的受注営業戦略を駆使しないでいる。サムスン物産は、13年下半期以後国内公共工事入札でほとんど実績がなく、15年6月の新古里原子力発電所5・6号機以後受注記録がない。

 両社が公共入札をないがしろにしているわけでもない。両社とも昨年、大型の工事入札にはもれなく参加したが、「過去のような攻撃的営業戦略を使わないとみられるせいで、競争で押されているようだ」(現代建設)、「長く公共市場から離れていたことも原因だ」(サムスン物産)とする。

 ある中堅建設会社の営業担当者は、「過去とは違いサムスン、現代と入札で正面対立しても別に恐れない雰囲気がある」と話す。

CNEWS、8月30日)

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