宮崎市は10日、JR宮崎駅東側エリアに計画している多機能複合型アリーナの整備に向けた関連調査の委託先を選定する「宮崎市アリーナ基本構想策定関連調査業務」の公募型プロポーザルを公告した。
企画提案書の提出期限は10月4日。同9日にプレゼンテーション・ヒアリングを行い同10日に受託候補者の選定結果通知を発送、同19日に契約を締結し業務委託する。参加資格は市内に本店か支店、営業所があることなど。
同業務では市が整備を目指すアリーナが立地することによる将来交通量推計に基づく交通量変化予測、市指定区域内の1カ所当たり20台以上の時間貸し民間有料駐車場の駐車可能台数調査、収容人数100人以上の市内民間宿泊施設の収容可能人数と稼働状況の調査を実施。これら以外に受託候補者からの提案でアリーナ基本構想の策定に有益な調査分析も行う。
調査の前提となるアリーナは収容人数5000人程度、年間120日以上の興業日数を想定。整備候補地は▽宮崎中央公園用地の国有地▽同公園用地の市有地▽宮崎市総合体育館立体駐車場用地▽宮崎県体育館用地-の4カ所。履行期間は19年2月15日まで。提案限度額は500万円(税込み)。
市ではアリーナを市外から人を呼び込み、持続可能な地域の経済循環を構築するための集客エンジンと位置付けており、18年度に基本構想を策定し19年度の基本設計完了を目指している。担当は企画政策課。
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