高島屋は東京都中央区にある日本橋高島屋本館の隣接街区で「日本橋高島屋S.C.新館」を25日に開業した。
新館には日本橋を生活拠点とする多様な人々のニーズに応えるため、食料品やファッション、雑貨、レストランなど115店舗が入る。
日本橋高島屋は既存の本館、ウオッチメゾン(百貨店)、東館に新館を合わせた4館体制の新たな都市型ショッピングセンターに生まれ変わる。同社は21日、開業に先駆け報道陣向けの説明会と内覧会を開いた。
冒頭、木本茂社長は「日本橋高島屋S.C.の誕生を契機に、私たちは街のアンカーとして地域と共生していく所存だ」とあいさつした。
新館は、組合施行の「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」の一環で開発した大規模複合施設「日本橋高島屋三井ビルディング」の低層部に位置。東京メトロ銀座線・東西線の日本橋駅に地下で直結している。
百貨店の多くが全館で一律の営業時間を設定しているのに対し、高島屋新館は近隣のオフィスワーカーが出勤前に立ち寄れる早朝開店の食料品店やヨガスタジオ、仕事後に立ち寄れるよう閉店時刻が遅いスーパーなどを用意する。店舗の種類だけでなく営業時間に変化を付けることで、多様なニーズに対応していく。
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