JR東日本は東京駅のバリアフリー対応を強化する一環として、新たにエレベーター5基を増設する。
2020年東京五輪・パラリンピックの開催に向け、大型スーツケースなどを持つ旅客の増加が見込まれることから、エレベーターの設置箇所を増やすことで縦の動線機能を拡充し、駅構内の移動の円滑化を図る。20年夏まで順次運用を開始する。
エレベーターの増設箇所は、丸の内中央部の地下1階と地上1階のコンコースを結ぶエレベーター(11人乗り)を設置。横須賀線・総武線(快速)などへの乗り換え利便性が高まる。
中央通路と北通路の間には3基(各24人乗り)を増設する。地下1階とホーム階を結ぶエレベーターは現在、東海道線(9、10番線)ホームにだけに設置されている。今回の工事によって山手線、京浜東北線、上野東京ラインのホームにも設置する計画だ。
新幹線北乗り換え口前にはエレベーター(15人乗り)1基を増設。乗り換え口と在来線コンコース付近には段差があり、スロープなどで対処してきたが、今回増設のエレベーターによって地下1階と地上1階から北乗り換え口に円滑に移動できるようになる。
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