川崎市川崎区の殿町キングスカイフロント地区と東京都大田区の羽田空港をつなぐ「多摩川スカイブリッジ」が12日に開通した。多摩川を挟んでオープンイノベーションを軸にした開発が進行する二つの地域を直結し、成長戦略拠点機能の強化につなげる。
路線名は川崎都市計画道路殿町羽田空港線、東京都市計画道路補助線街路第333号線。延長は約675m(渡河部602.2m、取り付け部72m)。幅員17.3~21.3m。橋梁整備の事業主体は川崎市と都。施行主体が川崎市で、羽田空港側の取り付け部を国土交通省が施行している。設計・施工は五洋建設・日立造船・不動テトラ・横河ブリッジ・本間組・高田機工JV。
開通した多摩川スカイブリッジ(川崎市提供) |
式典には福田紀彦川崎市長、黒岩祐治神奈川県知事らが出席。福田市長は「殿町が羽田と直結するゲートウェイ。日本の成長を引っ張る未来をつなぐ橋になることを期待する。安全・正確な工事を施工していただき感謝する」とあいさつした。
0 comments :
コメントを投稿