2022年3月22日火曜日

【半世紀の歩みなど紹介】中部整備局ら、矢作ダム完成50周年で特設サイト開設

特設サイトのトップページ(報道発表資料から)

  中部地方整備局矢作ダム管理所や自治体などで構成する矢作ダム完成50周年記念事業実行委員会は、同ダム完成50周年を記念した特設サイトを開設した。50年の歩みや地元小学生らの環境活動の記録動画、関係者のあいさつやメッセージを収録。矢作ダム管理所ホームページの特設コーナーから閲覧できる。

 矢作ダム(左岸・愛知県豊田市閑羅瀬町、右岸・岐阜県恵那市串原)は1971年4月に管理を開始した。矢作川の洪水調節をはじめ愛知県西三河地域の水道、工業・農業用水、発電など多目的ダムとしての機能を発揮し、地域の発展や防災に大きく貢献している。

 当初は2月に豊田市内で記念式典を開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で開催を断念。このため、式典のために用意したさまざまなコンテンツを再構成して公開した。

 水野徹矢作ダム管理所長や大村秀章愛知県知事、太田稔彦愛知県豊田市長らのあいさつやメッセージのほか、豊田市立西広瀬小学校の児童と地域の関係者が毎日行っている矢作川の水質汚濁調査などの活動記録を動画で紹介。ダムの役割や効果、水源地域の魅力を再認識してもらうために実施したパネル展の資料も収録している。

 実行委員会のメンバーは、矢作ダムの水源である豊田市、恵那市、長野県根羽村、同平谷村、利水関係者の愛知県企業庁、発電事業者の中部電力再生可能エネルギーカンパニー愛知水力センター、矢作ダム管理所。

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