鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、豪雪地帯で新幹線の安全走行に挑んだ技術開発の記録映像「上越新幹線 雪に挑む 消雪編」を、動画投稿サイト・ユーチューブの「JRTT鉄道・運輸機構公式チャンネル」で公開した。
豪雪に立ち向かうために必要だった技術力とは--。当時の画期的設備を導入した消雪設備実用化への道のりを紹介している。
雪を克服できるかが新幹線実現の最大の技術的難関だった。このため新潟県南魚沼市に将来本線として使用する高架橋上に雪対策試験場(延長1キロ)を設置。スラブ軌道やバラスト軌道、実物大の建物上屋を設け雪害対策試験を繰り返し、対策を講じるなどして消雪設備を実用化した。東北新幹線や北陸新幹線の建設にも採用され、降雪期の新幹線の高速、安全、安定運行を支える鉄道技術となっている。
時間は約16分。同機構の前身となる日本鉄道建設公団が企画し、日本映画新社(現運用会社・東宝ステラ)が1975年に制作した。
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