2022年3月7日月曜日

【施工は寿建設JV】延長243m、国道114号関場トンネル(福島県川俣町)が貫通

貫通した関場トンネル(寿建設提供)

  福島県が「ふくしま復興再生道路」として整備している国道114号山木屋工区の関場トンネル(延長243メートル、幅員6メートル〈9・75メートル〉)が2日に貫通した。施工は寿建設(福島市)・小野工業所(同)JVが担当。同日、トンネル内で貫通式が行われた=写真(寿建設提供)。開通の様子は動画投稿サイト「ユーチューブ」の寿建設公式チャンネルで公開している。撮影編集は福島学院大学情報ビジネス学科が協力した。

 国道114号は県北地域と相双地域を東西に連結し、交流や物流、医療などを支える幹線道路。川俣町小綱木~山木屋区間は急カーブや急勾配が連続しており、交通の安全性や定時性の確保のため整備を進めている。

 発注者の福島県県北建設事務所は、同トンネルの貫通地点で採取された「貫通石」を川俣町の中学生に贈呈する。トンネル工事の難関突破の証として学業成就のお守りとされ、地域の発展を支える土木施設への愛着や、建設業への理解を深めてもらう。

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