2025年日本国際博覧会協会は、大阪市此花区夢洲の万博会場に設ける休憩所やサテライトステージ、トイレなど20施設の設計を担う42歳以下の若手建築家20人を公募型プロポーザルで選ぶ。大阪府建築士会(岡本森廣会長)が協力。同協会が指定した3施設から応募者が1棟を選択し提案する。審査を経て優秀提案者20人を選定し1施設ずつ設計する。一次審査書類を6月3日まで受け付け、同下旬に審査通過者を発表。通過者は7月上旬に行う二次審査会場で提案書類を提出する。同下旬に審査結果を公表する予定だ。
参加資格は単体の1級建築士事務所。若手建築家を起用するため、事務所開設者の生年月日を1980年1月1日以降に限定する。20施設の内訳は休憩所4棟、展示用催事施設のギャラリー1棟(想定延べ床面積1000平方メートル)、展示施設1棟(1862平方メートル)、イベント用屋外ステージのポップアップステージ4棟、放送局用サテライトスタジオ2棟、トイレ8棟。
応募者がプロポーザルで選択できるのは▷休憩所1(想定延べ床面積836平方メートル、委託上限額2030万円〈税込み〉)▷サテライトスタジオ東(150平方メートル、618万8000円〈同〉)▷トイレ6(235平方メートル、555万円〈同〉)ーの3施設。
万博施設の基本設計期間は23年2月下旬まで、実施設計期間は同3月~12月22日を予定している。工期は24年1月~25年3月。
提供:2025年日本国際博覧会協会
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