2022年3月16日水曜日

【丸の内と八重洲を結ぶ新ルート】東京駅南側東西自由通路、2029年ころの供用めざす

自由通路の完成イメージ(報道発表資料から)

  JR東日本は東京駅の南側に位置する東西自由通路の本体工事に着手する。駅の南側に位置する丸の内と八重洲の両エリアを結び周辺の回遊性を高める。ゆとりある歩行者空間を整備し利便性もアップする。2029年ごろの供用開始を目指す。JR東日本は自由通路などの整備を通じ、駅周辺地区の魅力向上に努める。

 自由通路の計画地は東京都千代田区丸の内1の9の1。幅員8メートル、延長約290メートルの規模。地下1階の空間を利用する。02年6月に都市計画決定した。事業主体はJR東日本、都とJR東海が整備を支援している。

 本体工事の着工は月内を予定し、近く施工者を決める方針。設計はJR東日本建築設計とJR東日本コンサルタンツらが担当。準備工事は大林組などが手掛けている。

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