現場で説明を受ける学生のみなさん |
見学会では、はじめに発注者の九州地方整備局、コンサルタント業務を担当する建設技術研究所、施工を担当する鹿島・竹中土木・三井住友建設JVの各職員から事業の概要について説明を受けた。その後、ダムサイトに移動し、実際の建設現場で最先端の技術に触れた。
見学会後、菅原俊幸所長が「大分川ダムの現場ではGPS、タブレットなどICT(情報通信技術)を活用して重機を自動運転するなど新しい取り組みを行っている。皆さんは今後のインフラ整備を支える新しい担い手になってほしい」と話した。
最後は記念撮影で〆 |
大分川ダムは、大分川水系七瀬川の上流約21キロメートルに位置し、洪水調整、水道用水の供給などを目的に建設されている。
ダム形式は中央コア型ロックフィルダムで主要工事は堤体基礎掘削136万3900立方メートル、堤体盛り立て378万1000立方メートル、洪水吐き打設11万6000立方メートル、基礎処理工一式など。堤高は91・6メートル、堤頂高496・2メートル、堤体積3781立方メートルで、総貯水容量は2万4000立方メートル。1期工事の完成は16年12月を予定している。
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