2015年11月6日金曜日

【備えあれば憂いなし】関東整備局、首都直下地震想定し荒川河川敷で防災訓練

津波対策訓練で荒川側のゲートを閉鎖
 関東地方整備局は5日、首都直下地震の発生を想定した防災訓練を荒川河川敷(東京都江戸川区)で実施した。今後30年間に発生する確率が70%とされる首都直下地震に備え、荒川ロックゲート周辺を訓練会場として使用。荒川河川敷のほか東扇島防災拠点(川崎市川崎区)などでも実施し、職員や関係者ら500人以上が参加した。

排水作業訓練の様子
 会場では、海抜ゼロメートル地帯への浸水を想定した訓練を実施した。大規模浸水地域排水訓練では、10分で25メートルプールを空にする排水ポンプ車を活用した排水作業や荒川ロックゲートの荒川側ゲートを閉じる津波対策訓練などの段取りを確認。このほか、小松川緊急用船着き場でクレーン車や船舶を使用する緊急物資輸送訓練や水路
啓開訓練などを行い、関係機関との連携を深め、対応力を養った。

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