【笑顔でいられるのが大切】大日本コンサルなでしこ会が初めての総会開く

総会後にみんなで記念撮影。社長が満面の笑みです

大日本コンサルタントは６日、全国の女性社員（３６人）が参加する「なでしこ会」の総会を初めて開いた。冒頭、高久晃社長は「この総会で、働き続けるためのヒントや仲間を見つけてほしい。女性が気持ち良く働き活躍することは、皆さんにとっても会社にとっても素晴らしいことだ」と話した。

　続いてなでしこ会の運営会メンバーが「基本方針と今後の進め方」を説明した後、「現在の働き方と理想の働き方」をテーマに、参加者がグループワークを実施。参加者からは「経歴が違う人の話を聞くことができて有意義な時間となった」「男性社員も育児や介護について話し合う機会を作ってはどうか」などの意見が出た。

　なでしこ会は１３年１１月に発足。女性の新入社員は１５年４月に８人、１６年４月入社予定も９人と順調に増えている。

　同社はなでしこ会の活動をきっかけに、子育て支援として小学６年生までの子どもを持つ社員を対象にした時短勤務制度、社宅制度の拡充など福利厚生の見直しを進めており、今期は女性技術者向けの作業服も導入した。今後も女性だけでなく、人材の多様化の観点から制度の見直しを進め、魅力的な職場環境の構築と優秀な人材の確保に取り組む。