国土交通省の統計などを見ると、建設需要は全般的には堅調だ。繰越予算などがあった前年に対する反動で公共工事は減っても、民間工事が補い、全体をけん引する▼震災復興や2020年東京五輪の開催に向け、多少の浮き沈みはあるにせよ、建設需要はしばらく衰えそうにない。問題はポスト五輪。市場の不透明感をぬぐえないのが大方の見方ではないか▼五輪後も公共投資の安定的確保が求められる。そうなれば連動して民間工事も出てこよう。ただ、国内市場がどこかで冷え込むことを見越した備えは要る。
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国土交通省の統計などを見ると、建設需要は全般的には堅調だ。繰越予算などがあった前年に対する反動で公共工事は減っても、民間工事が補い、全体をけん引する▼震災復興や2020年東京五輪の開催に向け、多少の浮き沈みはあるにせよ、建設需要はしばらく衰えそうにない。問題はポスト五輪。市場の不透明感をぬぐえないのが大方の見方ではないか▼五輪後も公共投資の安定的確保が求められる。そうなれば連動して民間工事も出てこよう。ただ、国内市場がどこかで冷え込むことを見越した備えは要る。
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