2017年3月3日金曜日

【水力発電量の増強めざす】東電HD、既存ダムの運用高度化

発電量の増強に入る平ダム㊤と小田切ダム
 東京電力ホールディングス(HD)は、発電量の増大に向けて既設の水力発電用ダムの運用高度化に乗りだす。最新のビックデータ分析技術などを活用し、雨量や河川流量の予測精度を向上させ、ダムの放流時間・放流量の最適化を図ることで、発電量の最大化につなげる。シミュレーションシステムなど関連技術の構築に向け、理化学研究所と共同で研究開発を進める。長野市周辺の五つの水力発電所をモデルに検証を進め、19年末をめどに一定の成果をまとめる。

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