2017年3月6日月曜日

【サークル】太平洋セメント・本社将棋班

 ◇将棋で培った「先を読む力」を仕事にも生かす◇

 秩父小野田、日本セメントが合併して太平洋セメントが発足する前から、それぞれの旧会社には将棋部があった。その流れを引き継いだのがこのサークルで、会社公認の部活動になっている。

 現在は35人ほどが所属。本社だけでなく、工場の勤務者や海外駐在員、OBも活動に参加しているという。将棋で培った「先を読む力」を仕事に生かすため、「仕事も班活動も一生懸命に取り組むのが活動のモットー」と話すのは、代表を務める青木謙一さん(資材部原燃料グループリーダー)。

 毎月定期的に行われる練習会で対局を重ね、技術の研さんに励む。毎年春・秋に日本将棋連盟が開催する職域団体対抗将棋大会(職団戦)には2チーム(10人)が出場している。職団戦はS~F級に分かれており、現在B級に所属。職団戦を勝ち抜き、「A級に復帰すること」が目標だ。

 学生時代に将棋部で活動した有望な若手が加入する一方、遠隔地への転勤で抜けるメンバーも多い。「大会の出場メンバーがなかなか集まらないのが悩み」と青木さんは話す。将棋経験者の勧誘や社内報での参加呼び掛けを継続して行い、部員を確保するつもりだ。

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