2017年12月4日月曜日

【完成予定は19年10月】有明体操競技場(東京都江東区)、清水建設で着工

有明体操競技場の完成イメージ(2016年3月時点、ⓒ tokyo2020)
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、2020年東京五輪の会場として使用する「有明体操競技場」の本体工事に11月20日着工した。現在は杭工事を行っている。基本設計は日建設計、実施設計と施工は清水建設が担当。19年10月中旬の竣工を目指す。

 建設地は東京都江東区有明1の7の4。有明体操競技場(S一部W造3階建て延べ2万7572平方メートル、観客席1万2000席)、ウオームアップ棟(S造平屋4200平方メートル)を整備する。

 競技場の屋根には木材を使用。大空間の確保と五輪終了後の施設撤去を見据え、内部は無柱空間とする。五輪競技の体操、パラリンピック競技のボッチャの会場として使われる。五輪終了後は展示場として約10年間利用され、その後は解体される見通しだ。

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