関電工の社員2人が第60次南極観測隊に選ばれた。参加するのは、営業統轄本部施工品質ユニット技術企画部の松嶋望氏(写真㊧)と曽宮優一氏。南極では昭和基地内の電気・空調設備の設営や保守管理などを担当する。
松嶋、曽宮両氏は7月から国立極地研究所に出向し、設営隊員(機械担当)として越冬訓練や設営計画の検討などの準備を進めてきた。10日には晴海ふ頭(東京都中央区)から資機材の搬入を終えた南極観測船「しらせ」が出港。2人は25日に日本を出発し空路で豪州に入った後、しらせに乗船して南極を目指す。
同社は1986年の第28次観測隊から社員を派遣。現在も社員1人が第59次観測隊越冬隊の設営隊員として任務に携わっている。
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