レースの舞台は超高層ビル-。鉄骨階段メーカーの横森製作所(東京都渋谷区、有明利昭社長)がメインスポンサーを務める「YOKOMORI presents ハルカス・スカイラン2018」が4日、大阪市阿倍野区にあるあべのハルカスで開かれた。
世界9都市の超高層ビルの階段を駆け登る「VWC(バーティカル・ワールド・サーキット)」の第7戦。あべのハルカスの60階展望台まで標高差288メートル、1610段の非常階段を駆け登るレースに約1000人のアスリートが挑んだ。最速はポーランドから参加したピーター・ロボジンスキー選手が記録した8分32秒だった。
非常階段の設計・製造・施工を担当した横森製作所の有明社長は「日常生活で階段はなかなか意識されにくいが、建物を建てる際に作業員の安全通路となり、唯一の避難経路となる。当社製品は日本で多く使われているが、ハルカス・スカイランで選手の皆さま方と共に主役となりレースに参加できた。階段の新しい価値が創出されていることを喜ばしく思う」とコメントを寄せた。
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