2018年11月13日火曜日

【アンコール遺跡カレンダー、10名にプレゼント】遺跡国際調査団、19年版カレンダー作成

 アンコール遺跡国際調査団(団長・石澤良昭上智大学アジア人材養成研究センター所長)は、石澤氏が総合監修した19年版の「アンコール遺跡カレンダー」を作成した。B4判16ページのカレンダーは全面カラー刷り。カンボジアにある世界文化遺産のアンコール遺跡群を多面的にとらえている。調査団はこのカレンダーを10人にプレゼントする。

 同調査団は、カンボジアが世界に誇る同遺跡と関連した伝統文化の保存・修復活動を1991年から展開。その活動は同国政府に協力する形で調査、研究、修復、人材育成など多岐にわたる。石澤氏は調査団活動が評価されて昨年、アジアのノーベル賞ともいわれるラモン・マグサイサイ賞を受賞した。

 同遺跡群を代表するアンコール・ワットは12世紀初頭、スーリヤヴァルマン2世によって建造された「寺院のある都」を意味する遺跡の一つ。クメール人が造営した世界最大級の国家鎮護の寺院だ。

 クメール民族の象徴として、高さ65メートルの中央祠(し)堂がそびえ、紙1枚も通さないほどの精巧な石積み加工が施されている。約800年を経てもその荘厳な威容は多くの人を感嘆させ、海外旅行先としても絶大な人気を誇っている。

 プレゼント希望者は、はがきに住所、氏名、年齢、職業、電話番号を記入し、〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷2の39の3の401ティル内アンコールカレンダーN係まで申し込む。当選者発表は来年1月以降となる発送をもって代える。

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