2018年11月5日月曜日

【サークル】日本工営 華道部「植物を通して個を表現しよう!!」

半世紀以上の活動を誇る会社公認の部。登録された部員数は男女合わせて25人(10月時点)で、事務系、技術系の若手、中堅の幅広い人材が集まって和気あいあいと稽古に励んでいる。

 講師は草月流の鏡原浩楓先生。本社での定期稽古は月3回。年1~2回は先生の邸宅で研究会を行い、完成までに時間のかかる作品や普段の稽古で扱わない花を生けている。草月展や他流派の展覧会にも勉強のために足を運ぶ。

 草月流は「基本花型」の習得後、「応用花型」「自由花型」へと段階を踏んで進む。華道というと堅苦しいイメージがあるが、一定レベルに達すれば、枝や花を見て、一本一本の姿・形が一番美しく、全体にまとまりのある造形美となるよう自由に生けている。

 モットーは「個性を生かした、形にとらわれない『自由な造形』」。部の代表を務める流域水管理事業部河川部の中力まりさんは「皆が同じ花材を使って生けているのに、出来上がった作品は個性が豊か。植物を通して個を表現できるのが華道の魅力」と話す。

 たくさんの人々に作品を見てもらおうと、「自主展覧会を本社で開催する」のが中力さんの夢の一つだ。

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