関東地方整備局は、「河川工事“ナマ”現場写真コンテスト」と題した新しい取り組みを開始した。同局が発注した河川工事の受注者から募集し、優秀な作品を表彰する。施工に従事する人だけに限定して、現場の内側から見た写真を募集する。同局によると全国初の試みという。
応募資格者は同局発注の河川・ダム・砂防工事に、元請企業や下請企業などで従事する人。応募数は各現場2点までとする。募集期間は19年2月22日まで。同3月以降に、同局内や同局ホームページなどで紹介する。
テーマは自由だが、工夫を凝らした仮設物や珍しい建設機械・資材、生き生きと働く現場関係者、その時しか見ることができない工事現場の空間・景色などを想定している。
現場や従事する人に光を当てることが狙いで、優秀な作品は河川工事の広報活動に活用する。その際には、撮影者の氏名や所属会社名なども合わせて紹介する。佐藤寿延河川部長は「砂防工事などはなかなか人目に付かないが、すごいことをやっており“見える化”していきたい。見せたいと思う写真を応募してほしい」と話している。
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