2018年11月14日水曜日

【モデルはJR六甲道駅復旧工事】奥村組、関テレのドラマ制作に協力

阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けたJR六甲道駅の復旧工事(施工・奥村組)を題材にした、関西テレビ開局60周年特別ドラマ「BRIDGE~はじまりは1995年・1・17神戸~」が、19年1月15日午後9時からフジテレビ系列で全国放送される。

 難工事に立ち向かった奥村組が特別協力社として参画。当時の現場担当者による監修、工事記録や映像・写真の提供など、ドラマ制作に全面協力している。

 JR神戸線(東海道本線)で最も被害が大きかった六甲道駅では、駅舎と線路が崩壊し東西をつなぐ大動脈が寸断した。「一刻も早く、電車が走る“日常”を取り戻さなければならない」。そんな強い使命感で復旧工事に挑んだ奥村組は、持てる知力・体力・気力を結集して六甲道駅をよみがえらせ、震災から74日間という驚異的な早さで電車を開通させた。

 ドラマは実話に基づいたフィクション。74日間の壮絶な復旧工事と、それを見つめた地元の人々との関わり合いを描く。主演を俳優の井浦新さんが務め、JRから復旧工事の依頼を受けた建設会社・磐巻組の高倉昭工事所長役を演じる。高倉所長は、実際の工事を指揮した奥村組の岡本啓さん(当時)がモデル。

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