ホーチミン市人民委員会のレ・タイン・リエム副委員長は7日、三菱重工業の河相健常務執行役員と会談し、廃棄物発電施設の建設計画などについて協議した。
河相氏はベトナムの経済センターである同市で、都市開発に伴う社会課題の解決に向けて協力していくことを表明。これまで同社がベトナム国内で行ってきた部品製造やインフラ整備などからさらに発展させ、人材育成を通じた最先端技術の展開を支援するとした。
三菱重工業は廃棄物処理事業で40年の実績を持ち、世界各国で314施設の建設を手掛けてきた。会談で河相氏は、地域の条件に合った発電技術を適用し、地元への技術移転を図りたいと述べた。ホーチミン市と同社は、近く協力事業の詳細について協議を始め、PPPの事業モデルを検討することで合意した。
(セイ・ズン、11月15日)
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