2021年6月3日木曜日

【シールドトンネル現場をライブ配信】日建連ら、7月17日に小中学生向けオンライン見学会

工事で使用しているシールドマシン(日建連資料から)

 
 オンラインで建設現場を体感--。日本建設業連合会(日建連、宮本洋一会長)と東京書籍(東京都北区、千石雅仁社長)は、小中学生が対象のオンライン現場見学会を7月17日に開催する。東京都心の地下60メートルにある巨大シールドトンネルの現場をライブ配信する。時間は午後1時~2時40分。定員は500人。参加無料。

 現場は奥村組・大豊建設JVが施工する「千代田幹線工事」(東京都下水道局発注)。坑口付近や掘削中のシールドマシン付近から中継する。工事概要の説明やクイズの出題などを予定している。


 新型コロナウイルスの流行で現場見学会が開催できない状況が続いている。現場では女性技術者でつくるけんせつ小町工事チーム「千代田のキャッツアイ☆」が活躍。メンバーの南部忍さん(奥村組千代田幹線工事所工務担当、写真右から2人目)は「大人も子どももマニアの方も、どなたでも気軽にご参加いただけるオンライン見学会をちょっとのぞいていきませんか」と参加を呼び掛けている。

 本格的なオンライン現場見学会を日建連が開くのは初めて。ウェブ会議システムのZoomを利用。パソコンやスマートフォン、タブレットを使い、全国どこからでも参加できる。申し込みは特設サイトへ。

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