2021年6月4日金曜日

【東京初進出含む13店舗が出店】常盤橋タワー(東京都千代田区)、商業ゾーンと大規模広場7月21日開業へ

「TOKYO TORCH Park」(手前)と「TOKYO TORCH Terrace」(奥)の完成イメージ
(三菱地所報道発表資料から)

  三菱地所はJR東京駅前で進める複合開発「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」で建設中の「常盤橋タワー」の商業ゾーンと大規模広場を7月21日にグランドオープンする。常盤橋タワーは地下5階地上38階建て延べ14万6000平方メートルの規模。高さは約212メートル。地下1階~地上3階が商業ゾーン、9~37階はオフィスとなる。設計・監理は三菱地所設計。施工は戸田建設が担当している。6月末の竣工を予定している。

 商業ゾーンの名称は「TOKYO TORCH Terrace(トウキョウトーチテラス)」に決定した。東京初進出を含む飲食店など13店舗が出店する。

 約7000平方メートルの大規模広場は「TOKYO TORCH Park(トウキョウトーチパーク)」と名付けた。日本の文化や魅力の発信拠点として、全国の自治体と協業した取り組みを推進。新潟県小千谷市のニシキゴイが泳ぐ池や、茨城県つくば市のブランド芝を活用した芝生エリアなどを整備する。

 総延べ約74万平方メートルの施設群を整備する大規模プロジェクトとなる。延べ約54・4万平方メートル、高さ約390メートルの規模となる「Torch Tower(トーチタワー)」は2023年度に着工する方針。22年度から既存建物の解体工事に着手する。設計は三菱地所設計。解体事業者や施工者は決まっていない。全体完成は27年度を予定している。

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