2021年6月7日月曜日

【スタジアムを核に地域活性化】スタジアム・アリーナ改革、モデル事業初弾に11施設選定

  経済産業省とスポーツ庁は、政府が進める「スタジアム・アリーナ改革」のモデルとなる11施設を選定した。

 内訳は運営・管理段階5施設(改修3施設含む)、設計・建設段階4施設、構想・計画段階2施設。スタジアムやアリーナを街づくりや地域活性化の核とするため、国が主導し積極的な広報活動やスポーツ施設関連施策の優遇措置などの支援策を講じる。

 昨年8月に「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」として公募手続きを開始し、モデル施設の初弾案件を決めた。政府は2025年までに20拠点の実現を政策目標に掲げている。モデル施設は目標達成に向け毎年選定する方針。次回公募も夏ごろに予定している。

 選定された施設の取り組み内容は、スポーツ庁や経産省のホームページなどで情報発信する。スポーツ庁はスタジアム・アリーナ改革の関連事業の案件審査で加点措置を講じる予定。経産省は関連施策の予算申請などに対する重点サポートを行う。

 初弾11施設は次の通り。

 【運営・管理段階(新設済み)】

 ▽FLAT HACHINOHE(青森県八戸市)

 ▽ミクニワールドスタジアム北九州(北九州スタジアム、北九州市小倉北区)

 【同(改修)】

 ▽ヨドコウ桜スタジアム(大阪市立長居球技場、大阪市東住吉区)

 ▽東大阪市花園ラグビー場(大阪府東大阪市)

 ▽ノエビアスタジアム神戸(神戸市御崎公園球技場、神戸市兵庫区)

 【設計・建設段階】

 ▽ES CON FIELD HOKKAIDO(エスコンフィールド HOKKAIDO、北海道北広島市)

 ▽横浜文化体育館(横浜市中区)

 ▽FC今治新スタジアム(愛媛県今治市)

 ▽SAGAアリーナ(佐賀市)

 【構想・計画段階】

 ▽アイシンアリーナ(仮称、愛知県安城市)

 ▽長崎スタジアムシティプロジェクト(長崎市)

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