経済産業省とスポーツ庁は、政府が進める「スタジアム・アリーナ改革」のモデルとなる11施設を選定した。
内訳は運営・管理段階5施設(改修3施設含む)、設計・建設段階4施設、構想・計画段階2施設。スタジアムやアリーナを街づくりや地域活性化の核とするため、国が主導し積極的な広報活動やスポーツ施設関連施策の優遇措置などの支援策を講じる。
昨年8月に「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」として公募手続きを開始し、モデル施設の初弾案件を決めた。政府は2025年までに20拠点の実現を政策目標に掲げている。モデル施設は目標達成に向け毎年選定する方針。次回公募も夏ごろに予定している。
選定された施設の取り組み内容は、スポーツ庁や経産省のホームページなどで情報発信する。スポーツ庁はスタジアム・アリーナ改革の関連事業の案件審査で加点措置を講じる予定。経産省は関連施策の予算申請などに対する重点サポートを行う。
初弾11施設は次の通り。
【運営・管理段階(新設済み)】
▽FLAT HACHINOHE(青森県八戸市)
▽ミクニワールドスタジアム北九州(北九州スタジアム、北九州市小倉北区)
【同(改修)】
▽ヨドコウ桜スタジアム(大阪市立長居球技場、大阪市東住吉区)
▽東大阪市花園ラグビー場(大阪府東大阪市)
▽ノエビアスタジアム神戸(神戸市御崎公園球技場、神戸市兵庫区)
【設計・建設段階】
▽ES CON FIELD HOKKAIDO(エスコンフィールド HOKKAIDO、北海道北広島市)
▽横浜文化体育館(横浜市中区)
▽FC今治新スタジアム(愛媛県今治市)
▽SAGAアリーナ(佐賀市)
【構想・計画段階】
▽アイシンアリーナ(仮称、愛知県安城市)
▽長崎スタジアムシティプロジェクト(長崎市)
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