◇和気あいあいとした現場に◇
今月に始まる電線共同溝の工事で初めて現場代理人を務める。工期は約1年。警備会社も含め総勢15人程度のメンバーで工事に当たる。昨年から元請として受注した公共工事に携わるようになった。現場代理人の経験はキャリア形成で大きな節目。「現場の代表責任者になる立場。責任は大きい」と気を引き締める。2017年に入社し、これまで主に外構工事や造成工事の現場に携わってきた。現場で痛感するのは「伝えることの難しさ」。元請会社と協力会社の間に立ち元請の指示や要望を協力会社に伝える。きちんと伝えたつもりでいても、相手に100%伝わっていないこともある。指示が的確でない場合、時には工事をやり直すことも。「相手によって受け止め方が違う」と反省し、タイミングや伝え方を工夫するようにしている。それでも「これは永遠の課題」と模索する日々だ。
まもなく始まる工事は元請の立場。緊張感を持ちながら「和気あいあいとした現場にする」のが目標だ。新型コロナウイルスの流行もあり気持ちは暗くなりがち。「健康や環境に今まで以上に気を配り、しっかりコミュニケーションをとる」気構えで現場に立とうと思っている。
息抜きは旅行。今は行ってみたい場所をネットで探すのがオフの楽しみだ。目標は47都道府県の制覇。「北陸の金沢や北海道に行ってみたい」とはにかむ。
(ひさどみ・ゆい)
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