タダノは、最大地上高が50メートルを超える高所作業車「ハイパーデッキ AT-530CG」を開発した。従来の高所作業車よりも安全性や快適性などの機能をアップ。国産最大の地上高と作業半径を誇り、風力発電設備や高架道路、橋梁といった現場での活用を想定する。標準仕様価格(税抜き)は1億3000万円。
最大地上高は52・8メートル、最大作業半径は26・8メートルに達する。汎用(はんよう)トラック架装の車両総重量が25トン未満の新規格車として、高速道路や主要幹線道路を通行制限なしで走行できる。
安全装置の拡充を図るため新型の制御システムを搭載した。ブームの自動張り出しや格納をスイッチ一つで切り替えられる。バスケットの垂直・水平移動は操作レバーで制御する。地上高や作業半径を液晶モニターで確認できるため効率的な移動や作業を実現する。
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