ビルの完成イメージ(報道発表資料から) |
国土交通省は、ヨドバシホールディングス(HD)が仙台市宮城野区のJR仙台駅東口で建設を進める「ヨドバシ仙台第1ビル開発計画」を、民間都市再生事業計画に認定した。複合商業施設として魅力的な都市空間を形成するとともに、同ビルと接続する駅前広場の歩行空間やオープンスペースの拡充、バス発着所・待合所の整備で交通接続機能が強化される。金融支援や税制上の特例措置などを受けることができる。設計と施工は鹿島が担当。事業施行期間は11月1日~2023年4月30日を予定する。
計画地は宮城野区榴岡1の3の1ほか(敷地面積1万5430平方メートル)。施設規模はS造地下1階地上12階建て塔屋1階延べ7万4670平方メートル。1~6階にヨドバシカメラの店舗と商業施設が入り、6~9階が駐車場、10~12階はオフィスとなる。地下1階と3階部分はそれぞれ地下連絡通路(自動車専用)とペデストリアンデッキで道路を挟んだ向かい側にあるヨドバシ仙台第2ビルと接続。第2ビルの店舗が第1ビルに移り、飲食テナントやアパレル、雑貨などの複合商業施設に生まれ変わる。
計画地一帯は仙台市の都心再構築プロジェクトとともに20年9月には国の特定都市再生緊急整備地域に指定。駅東口エリアの魅力を牽引する街づくりを創出する。
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