土と水を連想させる配色が特徴 |
地中に管を入れる管路工事や小口径管推進工事を担う蓬莱組(岡山市南区、蓬莱富孝社長)のユニホームは「スマートにかっこよく」をコンセプトにしたデザインだ。袖や裾、ファスナーのラインに本社がある岡山県の名産「岡山デニム」をイメージした素材を使用。ロゴや社章を刺しゅうしたワッペンには実際の岡山デニムを使っている。作業員のモチベーションが上がるデザインを心掛けた。
夏、冬、通年の3種類を展開。年配スタッフが敬遠しないよう配色やシルエットにこだわった。土と水を連想させる茶色と薄い水色でまとめた。通年用のつなぎは作業時に火花が散っても安全な生地を使用した。野帳やスマートフォンなどの必需品が作業中に落下しないようにポケット内側に返しを付けた。
開発に携わった山岡みゆき事業管理部長は「作業服に見えないユニホームを目指した。蓬莱組の社員としてのプライドを身にまとってほしいという思いを込めた」と胸を張る。
実際に着用した社員からは「一目で蓬莱組と分かる。発注者から専門技術の相談を気軽に聞かれるようになった」と話す。
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