2021年11月19日金曜日

【新たなエンタメ拠点に】新宿ミラノ座跡再開発、ビル名は「東急歌舞伎町タワー」に

  東急らは、東京都新宿区の「歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TOKYU MILANO再開発計画)」で建設中のビルの名称を「東急歌舞伎町タワー」に決めた。映画館や劇場、ホテルが一体の延べ約8・7万平方メートルの複合施設となる。名称には歌舞伎町の街とともに、エンターテインメントを通じて新たな観光拠点を創出するという思いを込めた。2023年春の開業を目指している。

 建設地は14年に閉館した新宿ミラノ座跡地の歌舞伎町1の29の1、3(敷地面積4604平方メートル)。西武新宿駅の東側に近接する。建物は地下5階地上48階建て塔屋1階延べ8万7400平方メートルの規模。高さは約225メートル。設計は久米設計・東急設計コンサルタントJVが担当した。清水建設・東急建設JVが施工し、23年1月の竣工を予定している。

 「“好きを極める場”の創出」をコンセプトに娯楽施設を充実させる。地下1階~地下4階には1500人を収容する新宿最大級のライブホールを設置。6~8階は客席数約900席の劇場を整備する。8スクリーンを備える映画館を9~10階、17~47階は計635室のホテルとなる。

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