富山県を流れる黒部川水系の治水事業や電源開発に長く携わってきた大高建設(富山県黒部市、大橋聡司社長)が2020年から着用しているユニホームは、爽やかなコバルトブルーの配色が特徴だ。コバルトブルーには同社のメインフィールドである黒部川の清流のイメージを込めている。若手社員や女性社員の意見をデザインに落とし込み、スマートで新鮮なイメージのユニホームに仕上げた。
安全面では静電気による災害防止を目的とした帯電防止機能をユニホームに採用。黒部奥山という特殊環境で作業する同社が創業当初から安全性を重視して取り入れている機能を、既存のユニホームから引き継いだ。ポケット口はフルハーネス型安全帯の着用を想定した縦開きタイプを採用している。
製作に携わった土木部の吉村果恵主任によると、「従来の『ザ・建設業』の作業服を、デザイン性と安全性を兼ね備えた唯一無二の姿にリニューアルした。全社員からも好評だ」という。フロンティア事業部のラズバハク・ホシナ主任は「若い世代にも親しまれやすく、年齢、性別、国籍を超えた人材確保にもつながると期待している」と話している。
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