新体育館の完成イメージ(報道発表資料から) |
静岡県富士市は19日、PFIを導入する「富士市総合体育館等整備・運営事業」の優先交渉権者に三菱HCキャピタルを代表とする企業グループを選定したと発表した。提案価格は99億4520万9580円(税込み)。2022年3月に本契約を締結する。
代表企業以外の構成員は大建設計、大成建設、静岡ビル保善、東京ドームスポーツ。協力企業はゆたか建設設計事務所、石井組、ニュータウンビルサービス、東京ドーム、エイワンスポーツプラザ、SBSプロモーション。22年4月に設計を開始し、25年3月までに建設を終える。同4月に供用を開始するほか、管理棟(旧温水プール)を解体する。事業期間は40年3月まで。
富士総合運動公園内に新体育館を整備し、既存の野球場や運動広場など公園全体を一体的に維持管理・運営する。事業方式はBTO(建設・移管・運営)。新体育館の規模は延べ1万1850平方メートル。固定席1000席程度のメインアリーナやサブアリーナ、トレーニングエリアなどを設ける。事業場所は大淵254の1ほか。
市は整備・運営事業者を選定するため4月に公募型プロポーザル手続きを開始。9月30日までに2グループから提案があり、審査委員会の審査を経て三菱HCキャピタルグループに決まった。
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