据え付けた円筒状セルの重量は350tに達した(関東整備局提供) |
国土交通省関東地方整備局は17日、横浜市中区の本牧ふ頭沖公有水面を埋め立てて整備する「横浜港新本牧ふ頭(第2地区)」の岸壁になる鋼板セルの第1函を据え付けた。横浜港国際海上コンテナターミナル再編整備事業(整備期間は2031年度までの予定)の一環。
新本牧ふ頭コンテナターミナルが完成すれば日本最大級の岸壁(水深18m、岸壁延長1000m)となり、世界最大級のコンテナ船の2隻同時着岸が可能になる。
同事業の第1期地区(埋め立て面積約38ha)は横浜市、第2期地区(約50ha)は関東整備局が事業主体。第1期地区は10月に埋め立てを開始している。
17日に大型起重機船で直径24・5m、高さ25・0mの円筒状セルを改良した地盤に据え付けた。施工は東亜建設工業・若築建設・大本組JVが担当。鋼板セルは年度内に計4函据え付ける予定だ。
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