2021年11月12日金曜日

【河川の様子、バードビューで】国交省九州地方整備局、山国川の360度パノラマ画像を公開

  国土交通省九州地方整備局は河川を上空のさまざまな角度や距離から見ることができる360度パノラマ画像「スカイバーチャルツアー(SVT)」を作成した。

 初弾として山国川をインターネットで公開しており今後、他の区域などにも拡大する予定。インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みの一環で公開するのは全国の河川では初めて。

 同局と山国川河川事務所の職員がUAV(無人航空機)で撮影した4K相当の画質の写真を合成して作成した。画面上の矢印をクリックすれば上空を移動でき、河川の真上など自由な視点で河川を見ることができる。初弾の山国川は平成大堰(福岡県上毛町、大分県中津市)から下流約2キロの河川と両岸が見られる。

 定期的に更新し、災害時の状況把握や河川の維持管理、構造物の点検などに活用する予定。住民の合意形成にも役立てたい考えだ。

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