鉄道建設・運輸施設整備支援機構ら3者は24日、同機構が主体となって建設している神奈川東部方面線(相鉄・東急直通線)の新駅「新横浜駅」(横浜市港北区)の報道向け見学会を現地で開いた。直線的なライン照明で先進性を表現した北側コンコースや横浜を想起させるれんがをあしらった南側コンコース、地下4階の1・2番線ホームを披露。開業に向けた習熟運転の様子も公開した。
見学会は同機構と相模鉄道、東急電鉄が主催した。冒頭、同機構東京支社の弘中知之副支社長が相鉄・東急直通線の工事概要や新横浜駅の特徴を説明。続けて、小澤公相模鉄道運輸車両部計画課長と、脇田智大東急電鉄鉄道事業本部運輸部運転計画課課長が運行計画の概要などを発表した。
新横浜駅は相模鉄道と東急電鉄が共同管理し、2カ所ある改札口の南改札(羽沢横浜国大駅寄り)を相模鉄道が、北改札(新綱島駅寄り)を東急電鉄が運営する。南側コンコースは、れんが調壁面やダークグレーの色を採用し、10~20年たっても時代の流れに左右されないようなデザインにした。北側コンコースは、ライン照明と白色木調のデザインで新横浜駅と渋谷方面の先進性を表現したという。
相鉄・東急直通線新横浜駅は、駅本屋ほかが地下4階地上2階建て(面積2万2000平方メートル)、延長約330メートル、深さ約35メートルの規模。地下4階の乗降場ホームは、島式2面3線で、ホーム延長は205メートル、ホーム幅は最大8・2メートルとなっている。
新線開業区間は、相鉄新横浜線が羽沢横浜国大駅~新横浜駅(4・2キロ)、東急新横浜線が新横浜駅~日吉駅(5・8キロ)。2023年3月の開業を予定している。具体的な開業日や運行計画は関係者間での調整後、12月以降に発表するという。
1・2番線ホームで習熟運転の様子を公開した
source https://www.decn.co.jp/
0 comments :
コメントを投稿