丸紅らが設立した秋田洋上風力発電(秋田市、岡垣啓司社長)が秋田県の秋田、能代両市沖で進めている「秋田港・能代港洋上風力発電施設建設工事」で、全33基の風車の据え付けが完了した。基礎・海底ケーブルの設計・施工と風車運搬などを鹿島・住友電気工業JVが、風車の設計・製作・組み立てをデンマークの風力発電機製造会社ベスタスの日本法人ベスタス・ジャパン(東京都港区、栗山根年社長)が担当。今後は年末の商業運転開始に向け、風車の試運転や法定検査などが進められる。
鹿島が22日発表した。同プロジェクトは国内初の商用洋上風力発電事業として進められており、秋田港の港湾区域内に13基、能代港の港湾区域内に20基の風車を新設。着床式洋上風力(モノパイル形式)で、発電容量は国内最大規模の約140メガワットを見込む。
鹿島は同工事を通じて獲得した施工ノウハウを活用し、洋上風力発電施設工事への対応をさらに強化する。洋上風力発電施設の建設を通じて、低炭素社会への移行に貢献する。
source https://www.decn.co.jp/
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