相模鉄道グループの相鉄アーバンクリエイツ(横浜市西区、森村幹夫社長)と相鉄ビルマネジメント(同、同)は24日、横浜市泉区の相鉄いずみ野線・ゆめが丘駅前で「ゆめが丘大規模集客施設」の起工式を行った。泉ゆめが丘地区土地区画整理事業組合施行の区画整理事業の中で、約140店舗が入る延べ約9万6800平方メートルの施設を建設する。設計は福田組、施工は福田組・第一建設工業JV。2024年夏の開業を予定。
起工式で福田組の須田敏明東京本店副本店長兼企画設計部長が鎌入れ、森村社長が鍬入れ、福田組の大塚進一取締役兼常務執行役員東京本店長と第一建設工業の原隆興執行役員東京支店長が鋤入れを行い、工事の安全を祈願した。
区画整理事業の対象は約24ヘクタール。集客施設の計画地は泉ゆめが丘地区土地区画整理事業施行地区センター地区内。街区面積は約4万3000平方メートル。建物はS造3階建て、店舗面積は約4万2700平方メートルになるという。スーパーマーケットや映画館などを設置。食がテーマの施設や機能を設ける。農業関係者と連携したマルシェを開催する。屋上は3000平方メートルの地域最大級の公園になる。立体駐車場棟も整備する。
地権者で構成するセンター地区地権者会が集客施設の開発事業者に、相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントを選定していた。起工式の後、森村社長は「まちの中核となる大きな商業施設。市営地下鉄と2駅利用できる。住む人、働く人、訪れる人のすべてが、充実したまちで新たな時間を過ごしてほしい。食のテーマパークを設ける。沿線価値を高めるためにグループを挙げて取り組む」と述べた。
□鈴木仁(福田組)所長の話□
「駅に隣接する場所での工事。第三者災害や飛散の対策など工事の安全をしっかり確保し、地域に愛される施設を造る」。
source https://www.decn.co.jp/?p=148104
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