2022年11月11日金曜日

竹中工務店/本社御堂ビル外構(大阪市中央区)にキッチンカー、にぎわい創出効果検証

 竹中工務店は建築(不動産)とモビリティー(可動産)を組み合わせた新しいコミュニティー空間をつくる実験を行っている。本社が入る御堂ビル(大阪市中央区本町)の外構空間に、同ビル地下のイタリア料理店「T’sダイニング」がキッチンカーを出店し、同社がまちのにぎわい創出の効果を検証する=写真。実験期間は12日まで。今後、不動産と可動産の相乗効果が発揮できる市場の開発や必要な技術開発を続ける予定だ。
 「Smart Camp Lab. In Midosuji」と名付けたこの実験は、大阪の目抜き通り・御堂筋に面した同ビル外構を舞台に、「ワクワクとキャンプに出掛けるように」(同社)、多様な人・企業が連携し楽しい暮らしや新技術を研究するプロジェクト。10月29日に始めた。
 不動産と可動産を組み合わせることで、社会状況の変化に柔軟に対応し、持続可能なまちづくりに貢献する「MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)ビル&コミュニティ構想」を検討しており、実験成果も踏まえ、構想内容を充実させる。
 実験に参加した人たちからの反応も好評だという。料理のおいしさだけでなく、キッチンカーの隣に置いた食事場所のトレーラーのデザインも注目の的となっている。



source https://www.decn.co.jp/

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