中部地方整備局庄内川河川事務所は、ダムカードに続く新たなPRカード「災害対策車カード」を庄内川災害対策協力会(加藤徹代表理事)と共同作成し、14日に同事務所でお披露目式を開いた。企画・編集・レイアウトは同事務所、校正・印刷を同協力会が担当。今後、さまざまなイベントを通じて子どもたちに「はたらく車」のカードを配布する。
第1弾として作成した災害対策車カードは「河川パトロールカー」「排水ポンプ車」「照明車」の3種類。表面に災対車の写真、裏面で車の大きさや役割、装備、機能などを分かりやすく紹介している。各種100枚、計300枚の印刷が完了し、加藤代表理事から蘆屋秀幸所長に目録が手渡された。
蘆屋所長は「子どもたちに見てもらうのに適した内容。イベントを通じてPRしたい」と話し、加藤代表理事は「インフラ整備の担い手を確保するためにも、官民で建設業を人気職種にする必要がある。まず3種類作成したが、大きく発展させたい」と災対車カードの効果に期待を寄せた。今後は他の災対車もシリーズ化する予定。
お披露目式の後に意見交換会も開かれた。同事務所は、今夏のテックフォース(緊急災害対策派遣隊)の活動報告、新たに導入したLEDタイプの照明車や静岡県熱海市の土砂災害でも活躍した全天候型ドローン、河川水位を把握するため協力会の意見も参考に製作した無人ウェブカメラなどを紹介。今後も災害対応やイベント等で協力・連携していくことを確認した。
目録を手にする加藤代表理事〈右〉と蘆屋所長
source https://www.decn.co.jp/
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