2025年2月3日月曜日

熊本県菊陽町/マスタープラン見直し、久保田台地を産業集積の新拠点に

 熊本県菊陽町は土地利用の在り方などを示す都市計画マスタープランの見直しを進めている。半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の進出を受けたJR豊肥本線原水駅周辺の拠点形成の方針、新駅設置に関する構想などを整理する。併せて、原水駅南東側にある久保田台地を対象に新たな開発構想として土地区画整理事業の実施を視野に、住宅や商業機能、産業集積の拠点にする考えを盛り込んだ。
 現行のマスタープランは2021年3月に策定した。TSMCの新工場の進出など、近年の急激な町の情勢変化を踏まえ、部分的な修正を行う。都市づくりの理念として「成長と調和が共存し未来へつなぐ共創都市」を掲げる。守るべき農地と経済発展を支える工業や商業の機能誘致、住環境と自然環境の確保について、それぞれでバランスが取れた都市の形成を目指す。
 久保田台地は現在は農地となっている。開発面積は未定で今後、適地調査に着手し、対象面積を固める。中心部に南北方向の区画道路を整備し、西側を住宅や商業施設、東側を産業の集積拠点として活用する方針。開発手法は土地区画整理事業を軸に検討している。
 このほかプランの見直しでは土地利用の方針として、TSMCの新工場が立地するセミコンテクノパークまでを結ぶアクセス道路の整備、県道大津合志線の多車線化、原水駅北側の土地区画整理事業やアーバンスポーツ施設の整備、原水駅と三里木駅の中間地点で計画されている新駅設置などを追加する。
 見直しに関する意見を2月27日まで受け付ける。3月下旬に開催予定の都市計画審議会での審議を経て、プランを改定する。




from 行政・団体 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=171130
via 日刊建設工業新聞

0 comments :

コメントを投稿